記事番号: 13-20
公開日 2024年07月01日
更新日 2024年09月13日
「救急車(消防車)のサイレンを鳴らさないで来てください。」
結論から言いますと、救急車や消防車はサイレンを鳴らさないで災害現場に行くことはできません。
どうしてかというと、緊急車両として道路を走行する場合は、
(1)サイレンを 鳴らす
(2)赤色の警告灯を点灯させる
ということが、法律で定められているからです。
また、サイレンの音量も法律で定められています。救急車や消防車が赤信号でも一時停止して安全を確認したら進み、ほかの車両を追い越して災害現場に急行することができるのも、2つの要件を満たしているからです。
緊急車両である救急車や消防車を呼ぶということは、「とにかく早く来てほしい」「とにかく助けてほしい」など、緊急の時ではないでしょうか?
目立ちたくない、近所の人に不要な心配をかけたくないなど、住民の皆さんにもいろいろな思いがあるのかもしれません。しかし、どうして救急車や消防車を呼ぶのか、なぜ救急車や消防車が必要なのかを今一度お考えいただければと思います。
私たち消防は、地域の皆様の救命や苦痛の軽減、地域の安全安心を最優先に考えております。あらためてご理解をお願いいたします。
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